BCヴァーノンのブレーキオーバーホールをしました。
国産キャンピングカーとはちょっと違う、アメ車のキャンピングカーのブレーキの特徴なども紹介しますので、参考にしてくださいね(*^^*)
アメ車のキャンピングカーのブレーキについて
今回のBCヴァーノンは車検整備で入庫しました。
ブレーキパッドが交換時期だったので、一緒にブレーキキャリパーのオーバーホールもおこないました。
古いアメ車のキャンピングカーは、ブレーキパッド交換時にキャリパーのオーバーホールも一緒に行うことを、強くオススメします!
ブレーキパッドは、ほとんど無い状態です。
なぜブレーキパッド交換時にキャリパーオーバーホールもするかというと、この年式あたりのアメ車のキャンピングカーは、ブレーキキャリパーの性能が悪いからです。
アメ車のキャリバーピストンは、フェノリックという樹脂製のピストンを使っていて、このピストンが膨張するのか、変形するかにより、ブレーキが引きずりを起こす可能性が高いんです。
この飛び出ている2つの丸い部分がピストンです。
ブレーキディスクローターとブレーキパッドを抑え込む部分で、ブレーキパッドが減ってくると、油圧で押されてこのような状態になります。
ひと昔前のE350シャーシに、ベンデックス製のブレーキキャリパーを使っていることが多く、このベンデックス製のキャリパーが、よくブレーキが引きずりを起こすようです。
整備士の夫は「ベンデックス製のキャリパーはダメだ!」と断言していましたw
ちなみに、私のシボレーエクスプレスは、日本のあけぼの製のブレーキキャリパーがついています♪
エクスプレスのように日本製がついているアメ車もあるので、すべてのアメ車のブレーキキャリパーがダメということではありません(*^^*)
ベンデックス製のブレーキキャリパーなら、パッド交換時にオーバーホールも一緒に行いましょう。
BCヴァーノンのブレーキオーバーホール
実際、ブレーキを分解してみてどうだったかを紹介します。
これは、ピストンについているダストブーツです。
熱でパリパリになり、破けていました。
この状態で、オーバーホールせずにブレーキパッドのみ交換していれば、引きずりを起こすのは当然です。
↑↑こちらが新品のピストンとダストブーツです。
国産車でブレーキパッド交換時にオーバーホールまでするということは、ほとんどありませんが、アメ車の場合は、あまり性能が良くないので、車検整備の時に、ブレーキの分解整備は必ずするようにしてください。
ブレーキオーバーホール 動画
今回のブレーキオーバーホールを動画にまとめてみました!
5分ぐらいあるので、長いですが・・
よかったらみてくださいね♪